お気に召すまま

たかが人生 狂おしくBurning love

ジャニーズ事務所の天井を感じている

なんか今、言葉にできる元気が辛うじてあるうちに書いておきたくてこれを書いている。勤務中である。

その時々の気持ちの鮮度は時間が経てばうまく思い出せないくらいに落ちてしまうから。

 

 

自分の気持ちについて上手く整理は出来ていないけど、私がどうこうは置いておいて、デビューから1人も欠けることなくここまで6人でいてくれたことに、まずは最大の感謝を示したい。

「この6人じゃないとV6じゃないから」という名目でピリオドを打つのもあまりに優しくて、最後の瞬間まできっと好きを更新してくれるんだろうなと思って嬉しくて悲しかった。

 

アイドルが有限なことくらいわかっていたつもりだった。相手が同じ人間で、アイドルとして活動するより自分の思い描く人生を生きてほしいと、それはファンとして最低限の願いだと、ずっと言い聞かせていたつもりだったのに。

どうして何回も永遠を夢見ては勝手に傷付いてしまうんだろう。

 

 

剛くんの決断に、1ミリの恨みもない。動画も見た。声明も読んだ。誠実な言葉で、皆で決めたことにきちんと理解をした。どうか自分のせいでこうなってしまったとか、そういう気持ちにだけはならないで欲しい。

それでいて勝手に悲しくなってしまっているのは私個人の問題なので、それは気にしないでほしい上で、どうか、許してほしい。

 

 

そしてここからは、所属するタレントやそのパワーとは全く関係のない話です。

 

 

もうジャニーズ事務所は、何かが限界なのかもしれないと思った。

脱退とか解散をするとか、そういう手段を取らずに事務所ごと抜けてやりたい仕事がある人がこうも続くと「この環境では出来ない仕事がある」という事が多少は関係があるはずです。というか、そう言ってるようなもんですよね。

 

それって事務所単位で、何かがもう限界なんだと思います。少なくとも今のマネジメントの形態では、もう難しいところまで来ているんだと思います。そもそも自分のやりたい仕事を事務所レベルで天秤にかけることをタレントに強いなくてはいけない環境はタレント事務所として、ちょっと酷ではないでしょうか。

本当はタレントを守ってくれるのが事務所のはずなのに、 企業としてのブランディングを尊重しすぎるが故にタレントが歯がゆい思いをするのは、何というか、互いに不幸だなと思う。そこで殺されてるタレントの可能性があるとしたら余計に。

 

辞めたいと思った人が辞めやすくなったのは、企業としていい方向に向いているとは思うんです。

それでいて退所後に得ている仕事のふり幅とか見てると、確かにこの事務所に囚われる意味って何だったんだろうかと思うことは正直ある。タレントの中でのジャニーズ事務所への価値観や存在感はここ10年くらいで大きく変わってきたと思う。

 

囲い込めとかそういう意味ではなく、この事務所はその変化にこれから対応していく気はあるんだろうか。

タレントにとってこの事務所は、魅力的であり続けてくれるんだろうか。

 

 

ただ企業単位でオタクが見てもオワコンだなと思うことは多々あっても、それを微妙にジャニーズ全体のタレントパワーに結び付けて「ジャニーズ終わりじゃん」みたいな言われ方をファン以外の人から軽率にされると未だにちょっと凹むし悲しくなるからオタクって面倒ですよね。

 

 

 

健くんは、これからどうするんだろう。

周年でみんなにおそろいのV6Tシャツをプレゼントした健くん、学校へいこうの復活で泣いちゃった健くん、家族や兄弟のようにメンバーに触れたり甘えたりV6での仕事のとき、他で見せないくしゃくしゃな笑顔で笑う健くん。

みんながブイを大切に思う気持ちはいつもちゃんと伝わってきていたけど、贔屓目なく健くんからはよりいっそうグループへの愛情を感じていた。

 

健くんにとってあまり触れられたくない話かもしれないけど、ブイの結成をジャニーさんに持ち掛けられたとき、「剛を入れたい」と言ったのは健くんだった。

「ユーが一番になれないけどいいの?」と聞かれても、健くんはブイに剛くんの席を設けることを譲らなかった。

今回のFC動画の健くんの視線とか口数とか表情とか見てたらなんかそのエピソードが脳裏に浮かんで離れなくて泣いちゃったんですよ。

剛くん関係なくても、健くんの思ってることは動画の様子を見ていたらなんかそれとなく伝わってきて、確信のないただのオタクの邪推だからそうだよねそうだよねって勝手に共感して勝手に苦しんでみたりした。にこ健でも触れてくれてありがとう。健くんが書きたいと伝えたいと思ったときに記してくれたら、それでいい。

 

 

 

書きたいことだけ書いてたらよくわからない記事になっちゃった。書きながら私は本当に都合がよくて夢見がちで面倒なオタクだなと思った。

私の今の率直な気持ちを整理したくて書いただけなので他意はありません。

最終お互い元気で楽しく生きていられればそれでいいんだよなという気持ちにはなってきたからこの辺でいったん締めることにします。消すかもしれないし、残すかもしれない。

 

今はただ、今年の11月1日が彼らの思う形で締まることを祈ることしか出来ないから。

 

 

 

 

あと今回も散々見られましたが、自分の好きなタレントが関係しない人事に対して「それに比べて○○(応援しているグループ)は何年経っても一緒で本当すごい!奇跡!」みたいな文脈で呟いてる人、マジで誰も救われないのでやめたほうがいいですよ。

今回に関してはキンキでしたけど、人事に該当した側はもちろん対比に持ち出されたグループの該当でも別に何も嬉しくないし共感しません。感謝したくなるのはわかるけど、引き合いに出してネットの海に流すのは普通に品が悪いと思います。